ぐーちょきぱんのマーク

私がパン先生修行中、一番苦労したのが実は丸パンです。
シンプルな材料と、シンプルな形。
基本のパンで、まずはここからのパン。

始めは生地がつまって、ギュッとした食感の丸パンばかり焼いていました。
底も割れて、ペタンとしてて・・・汗
それでもパンを焼く事が楽しくて嬉しくて。

でも焼いていく内に、こんな事やってみたら良くなったとか。
もっとこうすればああなるんじゃないか。とか
どんどん改善したくなるんですよね。

理論がわかっていても、うまくいかない事があると知ったのも丸パン。
わかってても悩んで焼くより、何にも考えずに鼻歌歌って楽しんでた時の方が上手な時も。

何回も焼いて焼いて焼いて・・・その度に勉強して、実験して、記録して。
丸パンから沢山学びました。

友人たちに味見してもらって、丸パンってこんなに膨らむんだ!
フワフワしておいしい~!って驚いてくれた事。
白崎先生にチェックしてもらい「うん、合格!!(ニコッ!!)」と言われた時は、すっごく嬉しかった。
やっと次に進む切符を手にした気分でした。

そんな丸パンをモチーフに、ゆっくり冷蔵発酵している生地を表しました。
パンは生き物。まるまった生地は赤ちゃんの肌みたいで、ふわふわと膨らんでいく様子は子育てのよう。
表情を足して、微笑んでいて(パン作りの楽しさ)
穏やかな(ゆっくり発酵している様子、自分で作る安心)表情にしました。
右側には小麦を、左側には雑穀を描きました。
ぐーちょきぱんは“日々のパン”をお伝えします。
何度食べても飽きない日々のパン。子どから大人まで気持ちもお腹も満たされる安心な健康パンレシピ。パン作りから生まれる楽しさと喜びと健康をサポートすることをモットーにしています。

また、子どもの横顔によりそうママと子にも見える(だまし絵みたい?)。
お月様に見える所もお気に入り。パンの中で起こっている事はまるで宇宙の様に未知だから☆

そんな思いを込めて描いたマーク。

…だけど夫は“はんぶんマン”という変なあだ名をつけて呼んでいます。(ヒドイ 笑)

『白崎裕子の必要最小限レシピ』刊行記念イベントレポ①

先日、白崎裕子氏著 [白崎裕子の必要最小限レシピ]の刊行記念イベントに参加してきました。

先生が「ついにお家のごはんがわかっちゃったな」と言っていた本。
レシピよりももっと前段階の料理術。
なかなかこういう本ってないですよね。

家の中に鎮座するレシピ本を見ながら料理をするのだけれど、
自分がちゃちゃっと味付けしたものは、なんだか自信が持てない。

レシピ本とにらめっこして料理を作るのもいいんだけど、自分の感覚に自信を持ちたい!
そんな希望を叶えてくれる、日々の料理を重ねるうちに身に付き、そして自信がつく。そんな本だと感じています。

8/20 新刊刊行記念セミナー@角川本社ビル
調理デモンストレーションによるミニ料理教室と、試食&トークショー

第1部「塩カレー」のミニ料理教室
材料は野菜のみ、味つけは塩とカレー粉のみ。
水も加えず、とことんシンプルに仕上げる「塩カレー」を、デモンストレーション形式で見学しました。

このカレーの肝となる塩は“海塩”
炒める油は、本日は“ココナッツオイル”
自分の手で料理するという事は、材料を選べるという事。
体にいいものを作るチャンスなのです!!

…体にいい料理って、健康の為に多少我慢しながら食べる味だなって思ってた時期がありました。
でも、先生の作る料理は本当においしい。おいしくて、体が喜ぶのがわかります。

第2部試食&トークショー
第1部で作った絶品の「塩カレー」を、実際に試食。
おいしい~♡

つけ合せは、塩甘酒とからめたべったら漬け風。
塩甘酒、帰って早速仕込みました(といっても混ぜるだけ。簡単。)

その後は白崎先生と、書籍を担当した編集者さんによるトークショー。

第3部オリジナル「はんこ会」
刊行記念のオリジナル判子を押す、恒例の判押し会。
今回は鉄フライパンのハンコでした。
毎回かわいいんだな♪

再来週9/3は、本屋B&Bさんにて「料理上手になる方法」『白崎裕子の必要最小限レシピ』刊行記念イベントもあります。

またレポートしまーす!

turkの鉄フライパン

やっちまいました。。
つ、ついに買ってしまった。

turkのフライパンを!!!

既に家の中には鉄フライパンが数あるのに買ってしまった。。

我が家にある鉄フライパンは28㎝と18㎝、あと28㎝の中華鍋、たまご焼き器があります。

もっというと22㎝のスキレットもある。
(もっともっというと、小さい南部鉄器のグリルパンも三つある)

スキレットを買う時も、散々turkとスキレットのどちらを買うか迷って
オーブンにも入れられるし、蓋裏面の突起が蒸発した水分が料理に落ちてうま味を逃さない工夫がしてあるっていうスキレットを選んだ。
turkは高いし、諦めたはずだった。

そしてその時も鉄フライパンが増えてしまった事に、やましさを感じていました。

だって鉄フライパンは一生ものだから、捨てる機会なんて早々無い。

なのになぜ今回もturkを買ったかというと、スキレットは重すぎて普段使うのにしんどすぎる!(汗)

頻度高く使うのは、私の腕力では無理でした。
もちろんたまに使うけど!!

別に鍋ふるわけではないから重くてもいいんだけど、コンロにのせるその仕草すらもめんどくさい(笑)

先生の著書[白崎裕子の必要最小限レシピ]には、フライパンは大は小を兼ねないよ。という事が書いてある。

18センチでは小さいと感じる事もしばしば、
厚みが薄く、食材がすぐ焦げる某人気メーカーのフライパンはそっと戸棚の奥にしまっておくことにして、
20㎝の軽い鉄フライパンを買う事に決めました。

というわけで、身軽なフライパンを探しにかっぱ橋までお出かけしたわけです。

そこでみつけた山田工業所のフライパンは、堅実なメーカーで軽くて毎日使うのにぴったりな身軽さ。ほどよい深さもあり、使い勝手がよさそう!
目的に合致したので、そちらを購入するはずが…

なぜかまたもや重たいフライパン(turk)を購入してしまったのです。
※スキレットよりは軽いです

なぜなら

なぜなら…

かっこいいから!!!
ジブリ映画に出てきそうな、この佇まい!

元々スキレット買う時に悩んで諦めがついていなかったのでしょう。
目的と合致したフライパンの隣に堂々と飾ってあったコイツを買ってしまったのさ。

…鍋を衝動買いした事が以前あり、
その後、使い勝手に難ありで、夫と相談してから買えばよかったと激しく後悔した事がある。

でもこのフライパンはかっこいいから気に入ってくれるはず。

値段さえ知らなければ(笑)

ネットで買えば安いけど、ちゃんと店舗でいい個体を吟味して買いたかったので、高かった~…

…日本製で深さもある、メタルネコのフライパンも魅力的だったなぁ

…それにしても、やっぱり少し重たいなぁ(笑)

へたパン焼きました

なんと…ホームページ開設早々、放置して半年以上が過ぎてしまいました(汗)

文章を書くのが苦手で、下書きを書いては書き直し、時間がかかってしまって結局アップせず。の繰り返し。。

この際文章能力がないのは気にせず“継続は力なり”を信じて、細々更新していこうと決めました!

今日はヘタパンと呼ばれる、比較的加水の多いパンを焼きました。

へたなパンってことじゃないですよ。
簡単に出来ちゃうパンってこと。

ちょっぴり工程をアレンジしてしっかり水和した状態で
さらにゆーっくりと繋がった生地は
○o。.プクプク.。o○と気泡が入ってる
気泡をつぶさない様にそーっと成形
焼き上がりもバッチリ気泡が残りました。

分割せずに丸々一個焼くので、焼き時間はかかる。
夏につくると暑い(笑)
でもささっと作れる♪

軽くトーストして、ココナッツオイルでつくるバター(100%植物性)とメープルシロップでたべました。

簡単でおいしいって最高じゃないか!!

↓こちらも配合は同じへたパン。少し捏ねています。
クープが焼き固まってしまったのは、おいといて…汗

断面の違いがわかりますよね。きめ細かい感じになっています。

同じ配合でも工程が違うとこんな風にちがくなる
食感が違うと別物のパンが楽しめる。

楽しいけど難しい…
難しいけど楽しいんだなぁ

もっと沢山実験していろんなパターンを勉強しよ~っと!!

You are what you eat.

You are what you eat. 食べたものが、私になる。

この言葉を知ったのは、息子が赤ちゃんの時、アトピーに悩んでいるときでした。ほっぺたがずっと痒そうで、皮フ科のぬり薬を塗っても改善しない(赤ちゃんだから弱い薬しか処方されない)。ベビーミトンでひっかかない様にしたり、掻くのを止めたり…。本人が一番痒くて辛いだろうけど、親としてはただれた頬を見るのがとても辛かったです。

色々手を尽くす中で気づいた“食”の改善。離乳食が始まる前でしたので、誰の食改善かというと…親である私です!

授乳を介して、息子に食物アレルギーが出てきていたのです。初めての育児で手軽に済ませられるパスタばかり食べていました。そうすると、授乳時にほんのり頬が赤くなるんです。一生懸命飲んでるからかな~と思っていましたが、実は小麦粉に反応して頬が赤くなっていたのです(汗)。

その時、本当に自分の食べたものが自分になってるんだと感じました。

それからは小麦に気を付けて食品の原材料をチェックする日々が続きます。そして3歳で食物アレルギー解除になり(医師から小麦を食べても大丈夫という判断が出る)、いざパンを食べてみよう!となった時、子どもは全然食べませんでした。食べたことない物なので警戒している事もあったのでしょう。

でも親である私は粉もの大好き!一緒に食べたいと思い、ついにパンを手作りします。強力粉を使ってフワフワいい香りの初めて焼いたパンは感動でした。…が、その手作りパンも食べたがらず、ショック!でもパン作りはとても楽しくて、時間を見つけては焼いていました。息子は見向きもしません(笑)。

そんな中、私は一冊の本と出会います。白崎裕子氏著[にっぽんのパンと畑のスープ]です。この時初めての地粉でパンを作りました。初めて作った地粉パンは、強力粉のパンとは扱いが違い、上手に膨らみませんでした。でも!息子はこのパン食べたいと近寄って食べ始めました。1個完食して美味しかったと言ってくれた時は、とっても嬉しかった!!ここから私の地粉人生が始まったわけです。それから白崎茶会で猛特訓し、フワフワなパンが焼けるようになりました♪

地粉は、日本の風土に適し 日本の食文化に根付いた 日本の麦を挽いた小麦粉。だからポストハーベスト農薬(収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤)の心配もありません。いろんな技でうどんもお菓子も作れちゃう。なんといっても滋味深い味わいでおいしい!

教室では、おいしい地粉パンを作るコツをふんだんにお伝えします~!!

はじめまして

『ぐーちょきぱん』は、バターや牛乳等の乳製品・卵・白砂糖を使わずに、安心な材料を使ったおいしいパン作りをお伝えする小さな自宅パン教室です。
教室では、九州産石臼挽きの地粉(国産小麦粉)・有機パン酵母・海塩・オーガニック素材を主に使用しています。
焼き上がったパンと一緒に、無農薬・減農薬の野菜を中心にしたランチがあります。
おしゃべりしに、くつろぎに、お気軽にお越しください♪